【目次】
大掃除や引っ越し、断捨離などで不用品がでたとき、ゴミだからと捨ててしまっていませんか。
何気なくゴミとして捨てているあらゆる物の中に、実は売ってお金に変えられる価値のあるものがたくさんあります。
この記事では、自分にとっては「ゴミ」でも実はお金になるものがあることについて解説していきます。
「不用品=ゴミ」は捨てるしかないの?
大掃除や引っ越し、模様替えなどの特別な事情でなくても、私たちは普段の生活の中でゴミを捨てています。
古い、壊れている、必要じゃなくなったなどの理由から「もう使わない」「もう要らない」と処分の対象と判断しているモノも、別の人からしたら「欲しいもの」である場合があります。
捨てるしかないと決める前に、お金に換えられるか調べてみることをおすすめします。
実はお金に変えられるゴミがある
ゴミとして処分する不用品には、物によってはお金がかかってしまうものもあります。
自分にとってはゴミでも欲しい人がいれば、それはゴミではなくなります。
今まで「実はお金になるのに捨てていた」、「お金になるのにお金を払って捨てていた」そういうものがないか見直してみましょう。
今まではゴミだと思っていたものも売り物になる時代
今まではいらないものがある場合に、他の人に譲るとしても渡せる範囲が限られていました。
しかし、今はインターネットやスマホの普及などの環境が整った影響で、自分にとって要らないものを「売る」「譲る」といった行動の範囲が広がっています。
日々の暮らしの中で発生するゴミをお金にできるチャンスが増えた時代になったといえます。
実はお金になるゴミはこんなもの35選
自分にとっては要らない物はたくさんあるけれどお金になるものがあるのか分からない人もいることでしょう。
ここでは、意外とたくさんある「実はお金になるゴミ」にはどんなものがあるのかご紹介します。
雑誌
古い雑誌、読み終わった雑誌をゴミだと処分対象にしていないでしょうか。
ゴミだと思われることの多い雑誌ですが、実は高く買い取ってもらえるケースがあります。
特に昔の雑誌やニッチな雑誌であればあるほど、価値が高くなっている雑誌があります。
雑誌の買い取り相場は、状態や商品によって異なりますが、高いものになると数千円など定価の何倍もの価格で売れる場合もあるでしょう。
新聞紙
読み終わった新聞はゴミとして扱われることが多いですが、再利用する方法がたくさんあります。
例えば、包装資材として使われたり、掃除道具として使われたりと用途も幅広いです。
買取相場は1キロで300円ほどとなっています。
新聞を取っている家庭であれば、毎日届くので換金しやすいでしょう。
号外新聞
号外新聞は、定期的に配達される新聞とは異なるもので、大きな事件やニュースがあった際に臨時に発行される新聞です。
配達されるものではなく、主に街中で「号外新聞」として配布される新聞になります。
手に取れる人が限られることもあり、買取をしてもらえることがあります。
相場の買取価格としては、高いものだと300円以上になるケースもあるようです。
地元のフリーペーパー
地元のフリーペーパーも古いものや読み終わったものはゴミとして扱われるものです。
しかし、地元出身の有名人が掲載されたものや、掲載されている人の思い出の品として買取してもらえる場合があります。
特に芸能人が掲載されているケースは買取対象になる確率が高いでしょう。
相場としては、価格にバラつきがあり、数円~数千円ほどになります。
商品カタログ
商品カタログも古くなったらゴミとして処分されるものです。
しかし、価値の高い特定の商品が掲載されているなどの理由により、買取対象になることがあります。
コレクターの支持や需要があるためです。
買取価格の相場は、掲載商品によりますが数百円くらいが多いようです。
取扱説明書や保証書
対象の製品をすでに処分していた場合など取扱説明書や保証書もゴミとして扱われるでしょう。
しかし、「取扱説明書をなくしてしまったから欲しい」という理由からニーズがあります。
ただし、最近ではネットで取扱説明書が見られる商品も多いため、新しい製品の取扱説明書は売れにくいです。
古い商品の取扱説明書は売れる可能性も高いため、自宅に放置されている説明書がないか探してみてください。
人気の高い製品であれば、コレクションとしての需要もあるかもしれません。
映画などのチラシ・パンフレット
映画や舞台、公演などのチラシやパンフレットもお金になるゴミです。
新しい作品などの場合は対象外となる場合が多いですが、古い作品のものは買う人がいます。
ニーズはコレクションやインテリアとして飾りに活用するなどさまざまです。
買取価格の相場は、数百円から取引されることが多いようです。
スマホなどの付属品や箱
スマホの付属品や箱は、お金になるゴミとして挙げられるケースが多いです。
スマホを新機種が出るたびに買い替える人は特にゴミとして多く発生するでしょう。
特にiPhoneなどは正規品のことを「純正」といい、ケーブルが破損した際に「純正」が欲しいと買取されるケースが多いです。
買取相場は、1,000円前後になることが多いようです。
着なくなった衣類
着なくなった服、買ったけれど着なかった服なども、お金になるゴミとして挙げられます。
服はデザインやブランドによって価格が大きく変わります。
リサイクルショップなど買取してもらえる場所も多いですが、価格的にはフリマサイトやオークションの方が高くなる傾向があります。
肌に合わなかった化粧品
肌に合わなかった化粧品やもらったサンプルや試供品なども、お金になるゴミとして挙げられます。
これらは、愛用者や試してみたいと思っている人からのニーズがあります。
買取相場は、ブランドや種類、元の値段によって異なります。
古いCDやレコード、ラジカセなど
古いCDやレコード、ラジカセもお金になるゴミとして挙げられます。
レトロ感を感じることができるアイテムとしてニーズがあるため、買い取ってもらいやすいです。
状態が良ければ高値で買い取ってもらえることが多く、数千円以上になることもあります。
紙袋・お土産袋
紙袋やお土産袋も実は売れるゴミとして挙げられるアイテムです。
綺麗な状態で保存してあったものであれば、売れる可能性は高いといえます。
特にブランド品や人気の高い店など有名店の袋は売れやすいです。
例えばクリスマス等のイベント前に売れやすく、プレゼントを包む袋としてニーズがあります。
お金に変えやすいので、高級ブランド品の紙袋は捨てずにとっておくことをおすすめします。
タバコやマッチの空き箱
タバコの空き箱やマッチの空き箱も工作用、コレクションとして売れるので実はお金になるゴミです。
タバコの箱
タバコの箱は、デザインがたびたび変わっているので、限定の物や昔の物であれば高く売れることがあります。
一方、通常のデザインのものは、それなりの量を集めないと売れないでしょう。
マッチの箱
マッチの空き箱は、レトロな品物としてコレクションのニーズがあります。
昔のものが家に眠っていたり、とってあったりすれば、思わぬ値段で売れるかもしれません。
どちらも、モノによっては高値になる場合もあるので家の中を探してみてください。
飲料パック(牛乳など)
牛乳をはじめとした飲料パックも工作用として重宝され、売れるゴミの1つです。
飲み終わった牛乳パックはゴミではなく、売れる商品に早変わりしてくれる嬉しい商品なのです。
スーパーなどでの回収では、解体されているものが多いですが、買取の場合は買う人によってニーズが異なるため、解体しないまま保存しておくのが良いでしょう。
食品が入っていたものなので、しっかり中を洗って衛生的に保つようにしましょう。
トイレットペーパーの芯
トイレットペーパーの芯も実は売れるゴミです。
使い終わったらすぐに捨ててしまいがちなものですが、ひとまず溜めておきましょう。
トイレットペーパーは主に工作用の需要が高いため、夏休みに売れやすい傾向があります。
ペットボトルのキャップ
ペットボトルのキャップも工作用としての需要があり、実はお金になるゴミです。
工作用の他にもペットボトルのキャップにはコレクションとして価値が高いキャップもあります。
限定物やかわいらしいデザインのキャップを見つけたら、溜めておくのがおすすめです。
また、ペットボトルのキャップを売る際は、種類が揃っていた方が売れやすいです。
色や種類(ロゴやデザイン)など揃えて溜めておいた方が良いです。
故障または古い家電製品
お金になるゴミとして故障または古い家電製品も挙げられます。
家電製品は処分するのにお金がかかる場合もあるので、買取ニーズがあるか先に調べてみるのが良いでしょう。
これらは、家電についている精密機器を目当てに、高くても買取たいという需要が高いです。
相場としては数千円以上になるケースが多いようです。
リモコン
お金になるゴミとして「リモコン」もニーズがあります。
特にエアコンなどは、すぐに欲しいという人が多いため場合によっては高値で売れることもあります。
使わなくなったおもちゃ
使わなくなったおもちゃもゴミとして扱われることが多いですが、実はお金になります。
幼稚園や保育園でも使わなくなったおもちゃをバザーとして売っていることもあります。
使わなくなったおもちゃは、処分する前に買取ニーズがあるかチェックしてみましょう。
古い切手
古い切手も実はお金になるゴミとして挙げられます。
未使用のものや状態の良いものはコレクションとして高値で買い取ってもらえることもあります。
また、未使用であれば郵便局で交換することも可能です。
切手は需要が高く、種類によっては数万円になる可能性もあるため、きれいなものは買取専門店などで鑑定してもらうと良いでしょう。
流木や石
海岸や山、道端に落ちている流木や石もゴミとして扱われがちですがお金になります。
流木はテーブルや椅子といった家具の材料に使用されたり、インテリアとして活用されたり、水槽に入れたりと色々な用途で使用されます。
また、造園を作る際にも石や流木を使用することがあります。
どのような流木や石がお金になるかの見極めは難しいかもしれませんが、売ってみて損はないでしょう。
貝殻やサンゴ
貝殻やサンゴも実はお金になるゴミとして挙げられます。
貝殻やサンゴは装飾品のパーツや工作物の素材として活用されることが多く、ニーズがあります。
状態によって価値はさまざまですが、手に入りやすい環境であれば良い臨時収入の手段になります。
松ぼっくりやどんぐり
松ぼっくりやどんぐりもお金になるゴミとして挙げられます。
こちらは外に落ちているもので、手に入れるのも簡単なものなので、買取価格は高くありません。
しかし、ハンドメイドの素材やアートの素材として需要があります。
ネジや釘
ネジや釘もお金になるゴミとして挙げられます。
買い取る人なんていないように思われがちですが、大工さんや職人さんなどニーズはあります。
価格的には高くありませんが、買い取ってもらえるなら捨てるより良いと考えましょう。
髪の毛
意外に思われるかもしれませんが、髪の毛もお金になるゴミになります。
カツラやエクステ(つけ毛)として用途があるため、実際に髪の毛を買い取る業者がいます。
高値にはならないかもしれませんが、お金になります。
他にお金のように活用する手段として、対応している理美容院を通じて髪の毛をドネーション(寄付)する方法があります。
空き缶や空き瓶
空き缶や空き瓶も実はお金になるゴミとして挙げられます。
おしゃれなデザインの空き缶や空き瓶はインテリアとしての需要もあります。
限定モノやキャラクターデザインのものは、コレクターに買い取ってもらえる可能性が高いです。
ただし、ゴミ収集所にあるものを拾ってくるのは「窃盗罪」に該当するので注意してください。
段ボール
資源ゴミとして回収されてしまうイメージがあるかもしれませんが、段ボールもお金になります。
買取業者に売れる他、フリマサイトでより高く売れることもあります。
蛇や蝉などの抜け殻
蛇や蝉の抜け殻はマニアにとっては貴重なコレクションとして需要があります。
買取価格はさまざまです。
故障または古いスマートフォン(ジャンク品も含む)
スマートフォンは故障していても付属品などが揃っていれば、セットで売れる場合があります。
機種によってはジャンク品であっても高値が付く場合もあるので、使っていないスマートフォンがあるなら、自宅で眠らせておくより良いかもしれません。
古い家具
古い家具もレトロな雰囲気が人気でニーズがあります。
アンティーク家具は趣もあるので、オークションなどで高値になるかもしれません。
使わなくなったベビー用品
使わなくなったベビー用品も買取されやすいです。
特に未使用品であれば、高値が期待できます。
使いかけの香水
使いかけの香水もフリマサイトなどでは需要があります。
廃盤になっている香水の場合、使いかけであっても高値になる可能性も考えられます。
相場としては、購入時期やブランドなどによってもバラつきがあるでしょう。
付録やおまけ商品
年代物のレトロなおまけは、高値がつく可能性が期待できます。
また、雑誌などの付録もコレクターなどのニーズがあります。
使わなくなった楽器
使わなくなった楽器もお金になるゴミになります。
買取価格は楽器の種類によって異なりますが、付属品もセットで売ることができれば買取されやすくなるでしょう。
余った端切れ(布)
余った端切れもお金になるゴミとして挙げられます。
ハンドメイドや工作物の素材など、需要があるため価格は期待できませんが重宝されます。
実はお金になるゴミをお金にする5つの方法
ゴミだと思っていたものをお金に換える方法を5つ紹介します。
フリマアプリ
ネットオークション
フリーマーケット
リサイクルショップ
質屋
➀フリマアプリ
フリマアプリは個人同士で売買する場を提供するサービスです。
いわば、ネット上で24時間、フリーマーケットを開催しているイメージです。
メルカリやラクマなどが有名です。
②ネットオークション
オークションとは、一定の期限までに最も高い金額を提示した人が商品を購入する権利が得られる仕組みです。
ネットオークションはヤフオクをはじめ、初心者でも気軽に参加できるものが国内でもたくさんあります。
③フリーマーケット
フリーマーケットは全国各地で、自治体やイベントなどで開催されています。
開催前に主催者側に申し込むことで出店ができます。
④リサイクルショップ
リサイクルショップは、不用品を持っていくと査定し、買取をしてくれるお店です。
写真を撮ったり、値札をつけたりなど、不用品を売るために手間をかけたくない人にはリサイクルショップがおすすめです。
⑤質屋
品物によって査定をし、買取をしてくれるお店です。
ゴミといっても、貴金属やブランドものなど、対象が限られます。
商品を売るのに手間をかけたくないという人には、質屋がおすすめです。
ゴミは捨てる前にお金になるかチェックしよう
実はお金になるゴミとお金に換える方法についてご紹介しました。
何気なく捨てていたゴミや、捨てるのに費用をかけていたゴミがお金に換えられるだけでお得です。
これからは、不用品がでたら捨てる前にお金になるかチェックしてみましょう。