【目次】
抱っこ紐は、抱っこの負担を軽減してくれる子育てにおいての必須アイテムです。
赤ちゃんとの外出には欠かせないアイテムのため、ほとんどのご家庭でベビーカーと併用して準備をします。
抱っこ紐は、いつからいつまで使えるものなのでしょうか?
今回は、抱っこ紐の気になる準備時期や卒業時期について解説します。
抱っこ紐はいつから使うの?
抱っこ紐を使い始める時期には個人差があります。
一番多いのは生後1か月〜で、次に多いのは生後0か月〜です。
そもそも、赤ちゃんは生後28日くらいまでの新生児期は免疫力がとても弱いため、外出は避けるべきと言われています。
そのため、一か月検診の前後の生後1か月頃から抱っこ紐を使い始めるママが多いようです。
次に多い、生後0か月から使い始めるケースは、上の子がいるケースです。
お迎えなど、上の子のお世話があるので、早い時期から抱っこ紐を使うようです。
抱っこ紐を使う対象年齢は?
抱っこ紐を使用する対象年齢は、抱き方によって新生児から使えるもの、長いもので3歳頃まで使えるものが販売されています。
抱っこ紐の種類やメーカーによっても異なるため、各メーカーが定めている使用年齢や体重をしっかり確認するようにしましょう。
抱っこ紐はいつまでに買っておけばいい?
抱っこ紐は出産前に購入しておく人が最も多いです。
妊娠後期の落ち着いた時期に、必要なアイテムの一つとして他のベビー用品と合わせて準備されているようです。
しかし、ご家庭によっては赤ちゃんの新生児期に「実際に試着をしたうえで購入したい」と希望するケースもあります。
ただ、赤ちゃんとの生活は慣れるまで大変なことが多いものです。
一緒に出かけることを難しく感じたり、親も赤ちゃんもストレスを感じたりすることも多いため、抱っこ紐は出産前に購入しておくのがベターだといえます。
先輩ママやパパが抱っこ紐を購入した時期は?
アンケートによると、抱っこ紐を購入する時期として突出して多いのは妊娠後期です。
次いで多いのが生後1か月となっており、体調が落ち着いてから購入するケースが多いようです。
上の子がいるなど、すぐにでも必要な状況でないのであれば妊娠中にチェックしておき、出産後に購入してもよいでしょう。
抱っこ紐が必要な理由って?
赤ちゃんの子守りには欠かせないアイテムの1つが抱っこ紐です。
生後2~3ヶ月頃から赤ちゃんはだんだんと体重が増えるため、抱っこ紐を使う頻度が多くなります。
抱っこ紐は、お出かけのときだけではなく、家の中でも使う方が少なくないでしょう。
ここでは、抱っこ紐が必要になる場面について解説していきます。
赤ちゃんをあやすため
赤ちゃんが泣いてしまったとき、抱っこであやしても泣き止まなかったのが、抱っこ紐を使って抱っこしたら泣き止むという場合があります。
抱っこ紐での抱っこは、ただ抱っこするよりも赤ちゃんとの密着度が高いため、安心感があります。
そのため、赤ちゃんがリラックスして眠ることができるので、高確率で泣き止むのです。
また、抱っこ紐を使うとあやしているママやパパの両手が空くことも大きなメリットです。
身体を揺らしながら空いた手で赤ちゃんの背中をトントンしてあげたり、片手でおもちゃを使って赤ちゃんの気を紛らわすといったことができます。
赤ちゃんを寝かしつけるため
赤ちゃんはベッドですんなり寝てくれることもありますが、いつもそうとは限りません。
ベッドで寝かせようとすると泣いてしまう時に大活躍するのが抱っこ紐です。
とくに装着がしやすいスリングタイプやベビーラップなどの場合は、赤ちゃんとの密着感がより高くなるため、安心してすんなり寝てくれることが多いようです。
外出先でベビーカーの使用が難しいとき
外出時にベビーカーでは、動きづらいと感じる場面に遭遇することもあるでしょう。
そんな時も便利に使えるのが抱っこ紐です。
たとえば、レジャー施設などによってはベビーカーでは入れないところもあります。
そういう場面に備えてベビーカーで外出する時も抱っこ紐を1つは所持しておくと重宝するのでおすすめです。
子守りしながら家事や仕事をするとき
育児は家事と並行して行わなくてはなりません。
抱っこ紐を使用すれば両手を空けられるため、赤ちゃんを抱っこした状態でも家事などをこなすことができます。
慣れないうちは、特に育児と家事の両立を難しく感じることが多いはずです。
そんな時、助けてくれる便利アイテムが抱っこ紐なのです。
抱っこ紐は1つで十分?買い足しや買替えは必要?
抱っこ紐は1つ購入すればおしまいかと思いきや、「買い足し」「買い替え」をすることが多いようです。
買い足しや買い替えをする理由としては、それぞれの家庭によってバラつきがあるものの、次のような理由が多く挙げられます。
新生児に特化した抱っこ紐がサイズアウトした
抱っこ紐が身体に合わなかった
機能性の異なる抱っこ紐が必要になった
洗い替えとしてもう一つ必要になった
どちらかというと、抱っこ紐を選び間違えた、失敗したというよりは、他に必要な機能が出てきたため追加購入したという場合が多いようです。
特に買い足しや買い替えをせず、一つの抱っこ紐で済む人も多くいます。
また、買い足しや買い替えではなく、レンタルを利用するのも1つの方法です。
抱っこ紐が必要な時期は意外と長い
抱っこ紐は、赤ちゃんが歩けるようになってからも、まだ使います。そのため、完全に卒業する時期までは意外と長くかかります。
抱っこ紐には、メーカーで定められた使用可能月齢がありますが、家庭によってはギリギリまで使用するケースもあります。
抱っこ紐は、使用することで赤ちゃんもママやパパも手抱っこよりも安全で、かつ負担が少なくなるアイテムです。
特別な理由がないのであれば、使用可能月齢までは使った方がよいでしょう。
抱っこ紐はいつまで使う?
抱っこ紐の使用期間は、3歳までのものが多いですが、実際には最後まで使う方は少ない印象です。
個人差があるものの、だいたい2歳頃まで使うというママやパパが多いです。
赤ちゃんとのお出かけに必要不可欠な抱っこ紐ですが、赤ちゃんが歩きはじめるようになると徐々に活躍の場が減ってきます。
ここでは、抱っこ紐はいったいいつまで使うのかを解説していきます。
抱っこ紐を卒業するきっかけは?
抱っこ紐を卒業については、歩きはじめたらすぐに抱っこ紐を卒業する子もいれば、いつまでも寝かしつけの時には抱っこ紐を好む子もいるので、一概に何歳までとは言えません。
ただ、抱っこひもにはそれぞれ適正身長や体重があるため、その大きさに成長したら卒業するしかありません。
抱っこ紐を卒業する年齢と体重で多いのは以下のとおりです。
年齢 | 体重 | |
男の子 | 1歳半~2歳 | 8.7kg~11.6kg |
女の子 | 1歳半~2歳 | 8.1kg~11kg |
抱っこの負担が大きくなった
抱っこ紐を卒業する理由で一番多いのは、子どもの体重です。
赤ちゃんが成長して、10kg前後になると軽々しく抱っこできるものではありません。
特に女性は、男性に比べて筋肉量も少ないため、肩や腰など身体への負担が大きくなります。
5kg前後の赤ちゃんでも、1時間近く抱っこすることは、負担が大きく難しいものです。
そのため、成長とともに、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこできなくなることはよくあります。
腰痛は悪化すると、生活にも支障が出てきてしまうため、無理は禁物です。
腰痛など、身体に異変を感じたときは抱っこ紐の使用を控え、バウンザーを活用するなど身体をケアするようにしていきましょう。
赤ちゃんが歩くようになった
赤ちゃんは、1歳半~2歳になると少しずつ歩けるようになります。
歩き始められた赤ちゃんは、歩けることが嬉しく楽しいため、抱っこされるよりも歩きたい気持ちが強くなる傾向があります。
移動時間を考えると抱っこ紐を使った方が早いですが、時間に余裕があるときは、一緒に歩いて散歩するのもよいでしょう。
赤ちゃんが抱っこ紐を嫌がるようになった
赤ちゃんが大きくなってくると、抱っこ紐を嫌がるようになることがあります。
その理由としては、以下のようなことが考えられます。
暑くて汗ばむ感覚が不快
抱っこ紐が窮屈になってきた
自分で歩きたい
成長するにつれて、周りへの興味や関心、好奇心が強くなります。
そのため、「自分で自由に動きたい」という気持ちが強くなってきます。
赤ちゃんが抱っこ紐を嫌がって、ぐずるようになったら抱っこ紐の卒業を検討する時期になったといえるでしょう。
付け外しや、持ち運びが面倒になった
生活スタイルにもよって異なりますが、育児中の外出は荷物が多くなりがちです。
抱っこ紐の付け外しや持ち運びが多くなり、それが負担や面倒になって抱っこ紐をやめるケースもあります。
ストレスをなるべく軽減できるよう、付け外しがラクなものや軽量でかさばりにくい抱っこ紐を選んだり、買い替えたりするのもおすすめです。
人気の高い抱っこ紐はいつまで使える?
抱っこ紐の中でも人気のある次の3つの抱っこ紐についていつまで使えるのかまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
エルゴオムニブリーズ
新生児から縦抱きスタイルで使える「エルゴオムニブリーズ」は、0ヶ月の新生児~4歳頃まで長く使える抱っこ紐としてとても人気です。
公式サイトによると、対象の月齢と体重は以下のとおりです。
年齢:0~48ヶ月
体重:3.2~20.4kg
カラーバリエーションも豊富なので、飽きない色味を選ぶのがおすすめです。
エルゴオムニブリーズは、およそ4年程と非常に長く使えるため、途中で買い替える方も多く人気の高い抱っこ紐です。
ベビービョルン
数あるベビービョルンの抱っこ紐の中でも長く使える種類なのは、「ベビーキャリアONE KAI」と「ベビーキャリアHARMONY」です。
どちらも新生児~36ヶ月頃まで使用できます。
それぞれの対象月齢と体重は以下のとおりです。
<ベビーキャリアONE KAI>
年齢:新生児〜約36ヶ月
体重:3.5〜15kg
<ベビーキャリアHARMONY>
年齢:新生児〜約36ヶ月
体重:3.2〜15kg
抱っこ紐初心者の新米ママやパパにも着脱がしやすくとてもおすすめです。
しかし、耐荷重はどちらも15kgなので、使用はおそらく3歳前後と考えておきましょう。
アップリカ
ベビー用品ブランドとして定番のアップリカの抱っこ紐も人気が高いです。
アップリカのコアラシリーズは、新生児~36ヶ月(体重15kg)まで使用できます。
コアラシリーズの対象月齢と体重は以下のとおりです。
年齢:新生児〜36ヶ月
体重:15kg
エルゴとベビービョルンとの違いは、ホールディングパッドを使用すると横抱っこにできることです。
そのため、「首すわり前に縦抱っこするのは心配」というママやパパに人気があります。
また、対象月齢が36ヶ月までとなっていますが、抱っこ紐としては24ヶ月までがSGマーク(安全な製品)対象なので、注意してください。
25ヶ月以降はおんぶ紐として使用するのが安心です。
使わなくなった抱っこ紐はどうする?
使わなくなった抱っこ紐の処分には、次の3つの方法があります。
捨てる
譲る
売る
捨てるのはもったいないとなると、「譲る」か「売る」のいずれかです。
兄弟や近しい親類が使うようであれば、譲るのも良いでしょう。
特に譲る予定がない場合は、「売る」という方法がおすすめです。
抱っこ紐を売る方法
抱っこ紐を売る方法は大きく分けて次の2つの方法があります。
フリマ
買取
抱っこ紐の買取価格の相場
抱っこ紐はどのくらいの価格で売れるのでしょうか。
買取価格の相場は以下のとおりです。
ブランド | 買取相場 |
アップリカ | 1,000円~20,000円 |
エルゴベビー | 1,500円~15,000円 |
コンビ | 1,000円~6,000円 |
ベビービョルン | 1,000円~20,000円 |
フリマと買取どちらが良い?
フリマの利用と買取の利用、どちらが良いかはライフスタイルや好みによるでしょう。
ここでは、一般的なフリマサイトと買取でおすすめのpolletについてそれぞれの特徴を解説します。
一般的なフリマサイト
スマホから、簡単に出品でき、匿名でやり取りができる他、発送も身元を明かさずにできるため手軽に利用できます。
その反面、写真を撮ったり、梱包や発送、購入希望者との交渉など手間がかかるところもあります。
pollet
polletは段ボールに詰めて玄関先で配達員に渡すだけなので、荷物を運んだり、出品したりといった必要がなく、手間をかけずに買取りしてもらえます。
買取カテゴリは60種類以上と豊富なため、抱っこ紐以外も段ボールに詰めて送れます。
買取箱・配送・査定の全てが無料なので、気軽に利用できるところもポイントです。
断捨離した物をあわせて処分する際は、買取りのpolletを活用すると便利です。
使わなくなった抱っこ紐は上手に手放そう
抱っこ紐は、生後ひと月程度から2歳頃までと比較的長い間利用するものです。
しかし、子どもの成長とともに使わなくなる日が必ずやってきます。
ヘビロテしてあまりにも年季の入った抱っこ紐は売ることはできませんが、まだまだ使えるものについては、サステナビリティの観点から考えても欲しい人の手に渡るようにするのが上手な手放し方ではないでしょうか。
子育ての忙しい期間でも段ボールに詰めて送るだけで手軽に手放すことができる「pollet」を上手に活用してください。