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汚部屋主婦を卒業しよう|汚部屋主婦の共通点や特徴と脱汚部屋主婦の改善策を徹底解説

【目次】


「汚部屋主婦」という言葉を知っていますか?


主婦というと家事を日常的に行い、家を清潔に保っているイメージがあるかもしれません。


しかし、家事や仕事、育児や介護に追われて部屋の片付けにまで手が回らず、汚部屋にしてしまうケースが増えているようです


この記事では汚部屋になってしまう主婦の特徴や共通点に加えて、汚部屋を改善する方法について解説していきます。


汚部屋主婦から卒業したい方は、ぜひ参考にしてください。


汚部屋主婦に共通する特徴とは?


掃除の時間が確保できないほど忙しいと「汚部屋」になります。

衝動買いが多かったり、物を溜めこんでしまったりする主婦も汚部屋になるでしょう。


掃除や片付けが苦手だからと掃除から逃げてしまうと、いつまでたっても部屋は綺麗になりません。


汚部屋にしてしまう主婦には大きく分けて以下のような特徴があります。


  • 掃除や整理整頓が苦手

  • 育児や仕事などで忙しい

  • 衝動買いが多い

  • モノを捨てられない

  • 発達障害の可能性


それぞれの特徴について詳しく解説していきます。


掃除や整理整頓が苦手

汚部屋にしてしまう主婦の多くに共通しているのは「掃除」や「整理整頓」が苦手だということです。


そもそも、掃除が好きで、こまめに家や部屋の掃除ができていれば汚部屋になることはありません。


掃除や整理整頓が苦手な理由はそれぞれですが、掃除しない限り部屋は汚くなる一方です。


部屋が汚いことに危機感を感じていても、苦手意識があるため掃除が進まず解決ができません。


このタイプは放っておくと汚部屋だけに留まらず、やがてはゴミ屋敷へと発展してしまう恐れがあるため早めの改善が必要です。


育児や仕事などで忙しい

育児や仕事に追われて忙しい主婦は、汚部屋になりがちです。


なぜなら、忙しくて掃除をする時間がないためです。


働く主婦は、仕事が終わり帰宅してからもゆっくりしている暇はありません。

子供の世話や夕食の準備など、やらなければならないことが次から次へと出てくるからです。


子供が就寝した後も次の日の準備などがあり、掃除をしたい気持ちがあっても時間的に余裕がなく手が回らないのです。


仕事が休日でも家事や育児に休みはありません

少しばかり休む時間があっても、疲れていて掃除をしようという意欲がわいてきません。


このように育児や仕事で忙しい主婦は、汚部屋にする可能性が高いです。


衝動買いが多い

衝動買いが多い主婦は、汚部屋になる可能性が高いです。


衝動買いによって部屋の中に物が多くなりすぎて整理整頓できなくなるからです。


とくに「数量限定セール」「期間限定特別価格」などの表示を見るとつい必要ないのに購入してしまうという人は注意しましょう。


また、必要なものだと購入したら、家に同じようなものがあったという経験をした人も要注意です。


衝動的に買い物を続けていると、把握できないほど家に物があふれて汚部屋になります。


モノを捨てられない

物を捨てられず、溜め込みやすい主婦は汚部屋になりやすいです。


物を捨てられない人は、「いつか使うかもしれない」「まだ使えるからもったいない」などと考えて、不要な物であっても捨てるタイミングが分かりません。


このような人は、捨てる機会を逃し続けてしまい、溜め込んでしまうため汚部屋になります。


何年も使っていないものや何年も着ていない洋服など、潔く処分しましょう。

発達障害の可能性がある


いわゆる発達障害の影響により、汚部屋にしてしまう主婦もいます。


発達障害といっても、自閉スペクトラム症(アスペスルガー症候群)、注意欠如・多動症といったいわゆるADHDに分類されるものや学習障害、チック症、吃音等、さまざまな症状があります。


特にADHDの場合、掃除を行っていても急に他のことに注意が向いてしまうため、掃除に集中できず汚部屋になります。


汚部屋主婦による悪影響とは?

汚部屋は放置し続けるとゴミ屋敷に進展してしまうという大きなリスクがあります。


加えて、汚部屋によって生じるリスクもあります。


汚部屋主婦でいることによる悪影響には次の4つがあります。


  • 子供の成長によくない

  • 夫婦間のトラブルをまねく

  • 自己肯定感をさげる

  • 病気やアレルギーになるリスク


子供の成長によくない

汚部屋主婦でいると、成長の妨げになるような悪い影響を子供にあたえます

たとえば、次のようなことがあげられます。


  • 害虫や悪臭による健康リスク

  • 集中力の低下

  • 物を大切にできなくなる

  • 衛生観念が育たない


汚部屋には虫がわきやすく、ほこりもたまり、ゴミによる異臭もあります。


そのような中での生活は皮膚炎やアレルギーなど健康被害が起こるリスクが高くなります。

ダニやハウスダストにより喘息などを起こしてしまうこともあるため、決して軽く考えることはできません。


物があふれていると、不用品と貴重品が混ざっているので、物を大切にする心も育ちにくくなります。


小さな頃から汚い環境で過ごしていると衛生観念が育まれず、「これが普通」と思ってしまうため、家をキレイに片付けるといった概念を持たないまま成長してしまいます。


夫婦間のトラブルをまねく

汚部屋主婦でいることは、夫婦間トラブルをまねくことも多くなります


なぜなら、部屋が汚いことによって「掃除をしてほしい」「部屋が汚すぎる」とけんかに発展するからです。


汚れている部屋を見るのは、旦那さんにとっても苦痛になるため、最悪の場合、離婚にまで発展することもあります。


自己肯定感をさげる

汚部屋主婦を続けていると、自己肯定感が下がります。


部屋を掃除せずに汚い部屋で過ごしているうちに、「掃除すらできない自分」を責めたり、罪悪感を感じて「ダメな人間だ」と思うようになるからです。


そのままにしておくと、「ダメな人間だから部屋が汚くても良い、掃除をしなくても良い」と悪化していく恐れもあります。


このように汚部屋にしていると、自己肯定感が下がり、自分を大切にできなくなるのです。


病気やアレルギーになるリスク

汚部屋になると衛生状態が悪くなるため、害虫や害獣が発生する恐れもあります。

ネズミやゴキブリなどを媒介して病気になる可能性もないとは言い切れません。

また、ホコリやダニなどが原因でハウスダストアレルギーを発症するリスクもあります。


汚部屋主婦を卒業するための5つの方法


汚部屋主婦を卒業するために行う方法を5つ紹介します。


1.収納場所を決める

汚部屋主婦を卒業するためには、まず「収納場所を決めること」が大切です。


洗濯物はクローゼットにしまわずに出したまま、スーパーなどで買ってきた物は床やテーブルに置いたままにしていないでしょうか。


すぐ使うものは出しっぱなしだと便利ですが、散らかる原因になります。

収納場所を決めて、都度片付ければ部屋が散らからないので汚部屋主婦を卒業できます


2.小さな範囲から掃除をする

汚部屋主婦を卒業するためには、掃除は小さな範囲から始めます。


早くキレイな部屋にするために、一気に掃除をして片付けたいと思うかもしれません。

しかし、ゴミが溜まり、汚れている部屋を全てキレイに片付けるというのは大変な労力を伴うものです。


一気にやろうと意気込むとかえって疲れてしまいますし、挫折する可能性も高くなります。


まずは、小さい範囲の掃除から始めて、少ない労力で掃除の達成感を感じましょう。

達成感を得られると、掃除に対する苦手意識を払拭することもできます。


今日は玄関、次はキッチン、その次は洗面所など狭い範囲を順に掃除していきます。


少しずつでも確実に掃除していくことでキレイになった場所は増えていきます。

コツコツと小さな範囲を掃除していくことで、汚部屋主婦を卒業できます


3.ゴミはこまめに捨てる

汚部屋主婦を卒業するために、ゴミはこまめに捨てましょう。

生活していると必ずゴミは発生するのでゴミを溜めておくと悪臭がしますし、汚いです。

こまめに捨てないと、ゴミがどんどん溜まってしまいます。


ゴミ袋が満杯になるまで放置せず、ゴミの日にこまめに捨てることでゴミが家に溜まらなくなり汚部屋主婦を卒業できます


4.必要じゃない物は買わない

汚部屋主婦を卒業するためには、いらない物は買わないことです。

物が増えるとその分、部屋が散らかる可能性が高くなるためです。


欲しいと思っても、本当に必要なものかどうか自問自答し、必要だと判断できるものだけ購入しましょう。


また、「物を一つ増やしたら、要らないものを一つ減らす」といったようにすると、一定量をキープできるため、物が増えすぎるのを防げます。

安易に物を買わないようにして、汚部屋主婦を卒業しましょう


5.片付け上手な人に相談する

汚部屋主婦を卒業するために、片付け上手な人に相談するのも有効です。


1人で片付けようとしてもうまくいかないのであれば、人に頼るのも1つの方法です。


家族や友人・知人に話しにくい、思い当たる人がいない場合は、清掃業者や片付けコンサルタント等に相談してみましょう。


汚部屋の清掃は専門業者に依頼しよう!

汚部屋の片付けが自力では難しい場合におすすめなのが片付け代行業者や清掃業者を利用することです。


しかし、家計を預かる主婦としては高額だと利用しにくいのが本音ではないでしょうか。

ここでは大きく分けて次の3つの業者について料金相場をご紹介します。


  • 片付けの専門家

  • 不用品回収業者

  • 清掃業者


片付け専門家の料金相場

片付けの専門家の料金は、ほとんどの場合、間取りごとに設定されています。

気になる業者の中から、2〜3社に相見積もりを取って比較することをおすすめします。

間取り別の料金相場は、以下のとおりです。

間取り

料金

1R~1K

3~4万円

1LDK~2LDK

5~7万円

3LDK~4LDK

8~10万円

5LDK以上

12万円~

不用品回収の料金相場

不用品回収業者の多くは、トラックに乗せ放題での定額プランか単品回収のいずれかを選択できるようになっています。


乗せ放題の場合、料金はトラックの大きさによって異なります。

以下を参考にしてください。


  • 軽トラック       ▶1~3万円

  • 2トントラック(S)  ▶3.5万円~

  • 2トントラック(L)   ▶5万円~


単品回収のプランで不用品を回収してもらう場合は、以下の料金相場になります。


  • マットレス・ソファー・テーブル▶2,000~5,000円

  • ベッド▶3,000~6,000円

  • エアコン・タンス▶3,000~8,000円

  • テレビ▶4,000~6,000円

  • 洗濯機▶5,000~8,000円

  • 冷蔵庫▶5,000~10,000円


清掃業者の料金相場

清掃業者による部屋の清掃料金も間取りで設定されています。

間取り別の清掃業者の料金相場は、以下のとおりです。

間取り

料金

1R~1K

3~4万円

1LDK~2LDK

5~7万円

3LDK~4LDK

8~10万円

5LDK以上

12万円~


二度と汚部屋にしないための習慣

汚部屋主婦を卒業し、部屋をキレイにしたら、清潔な状態を維持することが重要です。

そこで、二度と汚部屋にしないための対策をいくつかご紹介します。


ルールを決めて処分する

「もったいない」「まだ使える」「いつか使うかも」とモノを捨てられずため込むタイプの方は以下のように「処分するルール」を設定すると良いでしょう。


<処分するルール例>

  • 紙袋:5枚以上になったら処分

  • 服:ワンシーズン着なかった服は処分

  • 本:読み返さない本は処分


このようにアイテムごとにルールを細かく設定しておきましょう。


捨てるのが苦手でも、ルールを決めておけばそれに沿って処分することで習慣を身につけられるようになるでしょう。


今あるもので対応する

収納アイテムや掃除グッズは購入せずに、今あるものだけで対応するようにしましょう。


収納はあればあるだけモノが入れられるため、その分場所をとります。

掃除グッズも汎用性の高いものだけにし、便利だからといって買わないようにします。


スッキリした部屋を保つためには、「モノを増やさない」ことが重要なポイントです。


本当に必要か再考する

衝動買いを抑えるために、「購入=モノを増やす」ということを「自覚すること」が大切です。


買う前にもう一度「本当に必要なものなのか」と、よく考えてみる習慣をつけましょう。


以下のように自問自答して考えてみてください。


  • 毎日使うモノか

  • 1年後も使うモノか


また、増えてしまったモノは不用品買取やフリマサイトなどで処分するのもおすすめです。


すぐに処分する方法を選ぶ

不用品処分をつい後回しにしてしまう方は、「すぐに処分できる方法」を選びましょう。

不用品をすぐに処分できる方法は以下のとおりです。


  • 自治体のゴミ処理施設に持ち込む方法

  • 不用品回収業者を利用する方法


「売る」「譲る」などの方法は、すぐには処分できないケースも多いので、手元に置いておかなくてすむように、不用品はなるべく早く処分してしまうようにするのがおすすめです。


まとめ


主婦が汚部屋にしてしまう理由は掃除への苦手意識だけではなく、時間がないなどの物理的な理由や捨てられないなどのメンタル的な影響も大きいことが分かりました。


向き合っていけば汚部屋は必ず解決できるものですが、より早い改善には実際に汚部屋を片付けるためには業者への依頼が効果的です。


専門業者に依頼して汚部屋を「リセット」し、その後は再び汚部屋にしないように部屋をキレイに保つ習慣を身につけていきましょう。


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