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離婚時に結婚指輪を処分する方法4選|売るのは非常識なのか?

【目次】


離婚をする時に困るのが、結婚指輪の処分です。

あまり人に話しをする話題ではないため、「みんなどうしてるんだろう?」と悩んでしまう方も少なくありません。

スマートに結婚指輪を返すのか、はたまた売りに出すのか…。

結婚指輪を売って生活資金にしてもいいのでしょうか?

離婚をする時の結婚指輪の処分について、まとめました。


離婚後に結婚指輪を処分する方法

離婚をすると、結婚指輪をどう処分するべきか迷ってしまいます。

結婚指輪を処分する方法としては、以下の4つのような選択肢があります。


  • 相手にお返しする

  • リフォームして再利用する

  • ゴミとして処分する

  • 買取業者に売る


相手にお返しする

「離婚をしたらけじめとして結婚指輪は返すべき」「離婚したのに結婚指輪を返さないなんて非常識」という意見があるようです。

離婚をしたら離婚届と一緒に結婚指輪を元パートナーにお返しするのが、スマートな方法といえるでしょう。


一方で、「わざわざ結婚当初を思い出すような結婚指輪の話をしたくない」と感じる人もいます。

返すタイミングを間違えると怒りをかってしまう可能性もありますので、自分だけでなく元パートナーの気持ちも考えていかなくてはいけません。


結婚指輪は「無償贈与」

そもそも法律的には、結婚指輪は無償贈与となりますので返却の義務はありません。

結婚指輪を返却しなかったからといって、罪に問われるような心配はありません。

そのため結婚指輪の行方は、2人の気持ち次第というのが答えになります。

夫婦の形がそれぞれ違うように、離婚後の結婚指輪の処分もケース・バイ・ケースといえるでしょう。


リフォームして再利用する

結婚指輪のリフォームとは、ダイヤモンドやパールなどの宝石や元の素材を活かして、新しいアクセサリーに生まれ変わらせる方法です。

指輪にしてもいいですし、ピアスやネックレスなど、形を全く変えるリフォームも可能です。


「離婚時の新たな決意を忘れないように」とリフォームする方もいますし、「宝石がもったいないから」とリフォームする方もいます。

理由はそれぞれですが、「結婚当時を思い出したくない」という場合は、リフォームをして形を変えると離婚後も持ちやすくなるでしょう。


ゴミとして処分する

離婚時は名義・名前の変更といった各種手続きがあり、職場やプライベートで忙しくなるでしょう。

「結婚生活にまつわるものは早く処分したい!」と焦り、結婚指輪を処分してしまう人もいます。

ゴミとして処分するとなると、不燃ゴミとなります。

自治体のルールに従って、処分するようにしてください。


買取業者に売る

結婚指輪をゴミとして処分するという方法もありますが、結婚指輪は買取してもらえるものです。

ゴミとして処分しようとする前に、買取してもらう方法を考えてみましょう。

少しでもお金になれば生活資金の足しになるかもしれませんし、美味しい食事を食べて気持ちをリセットしてもいいでしょう。


刻印があっても買取可能

結婚指輪はイニシャルなどの刻印を入れているという人も少なくありません。

プライベートな刻印があると買取できないと勘違いしている人がいますが、刻印があっても買取可能です。

指輪が何でできているのか(プラチナやゴールド)といった素材や、宝石の価値で買取価格が決まります。

指輪のブランドも高値が付くポイントです。

「刻印があるから」という理由で諦めず、査定をお願いしてみるといいでしょう。


離婚後に結婚指輪を高く売るポイント

結婚指輪は売れますが、どれだけ高値で売れるかはその指輪次第です。

同じ指輪でも売るタイミングや売り方によって、高額になる場合もあります。

結婚指輪をできるだけ高く売るポイントは、こちらです。


  • 金やプラチナの相場をみる

  • 付属品はできるだけとっておく

  • お手入れしておく


金やプラチナの相場をみる

結婚指輪を買い取ってもらう際の要素として重要なのが、指輪の素材です。

素材そのもので価値をつける場合がありますので、その時の相場をチェックしておくといいでしょう。

同じ指輪であっても、売るタイミングによって値段の違いがでるのは、素材のレートが異なるためです。

ただし素材の変動は複数の要因が関わっているため、プロでも予測は難しいとされています。


付属品はできるだけとっておく

少しでも査定額を上げたいのであれば、箱や保証書などの付属品をとっておくといいでしょう。

指輪の買取時にあるといいのは、以下のような付属品です。


  • 指輪ケース

  • 鑑定書

  • 保存袋

  • 説明書

  • 保証書


大切に指輪を保管してきたという証明にもなりますので、購入時の付属品は合わせて査定に出すようにしましょう。


お手入れしておく

例え高級ブランドの指輪であったとしても、汚れが目立つ状態だと印象が悪く、高値がつきにくくなります。

汚れで指輪の価値が左右されるというよりは、価格の交渉がしにくくなるなど不利な状態にならないようにするためです。

綺麗にしたいからとゴシゴシ擦ると、傷がついてしまう可能性があります。

優しく汚れを洗い落とし、ゆっくり乾燥させておきましょう。


高額で売れる結婚指輪のブランド

指輪の査定額を左右する要素のひとつに、指輪のブランドがあります。

以下のような人気ブランドは、高値で売れるかもしれません。


  • 4℃(ヨンドシー)

  • I-PRIMO(アイプリモ)

  • Tiffany & Co.(ティファニー)

  • Harry Winston (ハリーウィンストン)

  • Cartier (カルティエ)


4℃(ヨンドシー)

4℃(ヨンドシー)は、国内で幅広い世代から人気のあるブランドです。

手が届きやすい価格のジュエリーも多数ありますが、洗練されたデザインが特徴で、品質とアフターサポートが充実しているという点が特徴です。

流行に左右されないデザインなので、安定して高額査定されやすいです。

特にプラチナや18K、ダイヤモンドなどを使用していると、査定額が期待できます。


I-PRIMO(アイプリモ)

品質の良い商品がリーズナブルに購入できると人気のI-PRIMO(アイプリモ)

結婚・婚約指輪の専門店で、「結婚指輪はI-PRIMOがいい!」と憧れる女性も多いです。

「結婚指輪にしては安かったから買取は難しい」と思わず、査定に出してみてください。

宝石などついていないシンプルな指輪でも、素材そのものの価値がつきますので買取可能な場合もあります。


Tiffany & Co.(ティファニー)

Tiffany & Co.(ティファニー)は世界的に有名な高級ジュエリーブランドです。

世界5大ジュエラーのひとつとされており、使用しているダイヤモンドは評価の高いものであるとされています。

日本ではクリスマスや誕生日のプレゼントの定番として、好まれています。

ブランド力があり高品質な指輪であるため、査定は高額となるケースが多いです。


Harry Winston (ハリーウィンストン)

憧れの結婚指輪としてHarry Winston (ハリーウィンストン)の指輪に憧れる女性も多くいます。

使用されるダイヤモンドなどの宝石は希少価値が高いもので、世界5大ジュエラーのひとつとされています。

指輪だけでなく価格もゴージャスで、買取価格の相場が高くなる傾向があります。


Cartier (カルティエ)

Cartier (カルティエ)は日本でも馴染みのある高級ブランドのひとつで、世界5大ジュエラーのひとつとされています。

世代や国を問わず、世界中に使用者が多く存在しており、結婚指輪の定番ブランドとなっています。

ブランド力だけでなく、素材や宝石に豪華な材料が使われているので高額な指輪となります。

人気のブランドなので高値で買取してもらえますが、さらにお手入れをして状態を良くしておくといいでしょう。


結婚指輪の素材の違い

結婚指輪の査定価格は、素材によって異なります。

プラチナやゴールド、シルバーが使われている指輪が多く、レートは日々変化しています。


  • 白金(プラチナ)

  • 金(ゴールド)

  • シルバー

  • ダイヤモンド


白金(プラチナ)

プラチナは採掘量が少ないため希少な金属で、高価な素材となります。

日常生活で使用しても変色・変質の心配がないため、お手入れが楽で錆びにくく人気があります。

プラチナの買取価格の相場は、1g4,000円~5,000円程度です。

シンプルなデザインの指輪やブランドの指輪だと、高値で買取してもらえるでしょう。


金(ゴールド)

ゴールドの指輪は、結婚指輪に使われる素材で最も高額な素材です。

24K・18K・14Kというように金の純度が表されていて、純度が高いほど買取価格も高くなります。

例えば18Kの価格が1g9,724円で、24Kの価格は1g12,749円と差がでます。(2024年7月1日時点でのレートによる)

指輪はおおよそ3g~5gとなりますので、買取価格に大きく影響します。


シルバー

シルバーは指輪によく用いられる素材ですが、プラチナや金のような査定額はつきません。

純度100%のSv1000でも1gで70円~160円程度となりますので、数百円にしかなりません。

他にも買取希望のアクセサリーがあれば、合わせて査定をお願いしてみるといいでしょう。


ダイヤモンド

結婚指輪にダイヤモンドがついていると、さらに評価してもらえる可能性が高いです。

ダイヤモンドのカラットや透明度などが査定額に影響してきます。

小さく散りばめたダイヤも査定の対象になる場合があります。


離婚の個性的なスタイル

離婚する夫婦は3組に1組ともいわれ、離婚は珍しい選択ではなくなりました。

従来はネガティブなイメージがあったものの、「人生の再出発」という意味でポジティブに捉える人も多いです。


  • 離婚式で結婚指輪を割る

  • 離婚指輪を作る


離婚式で結婚指輪を割る

結婚式を行うのは一般的ですが、友人や親族を集めて離婚式を行う人もいます。

隠れてコッソリと離婚するのではなく、堂々と離婚を宣言して周囲からの気遣いを減らすという目的もあります。


離婚式では「最後の共同作業」として、指輪を叩き割るという演出もあります。

2人で結婚の誓いを叩き割り、人生をリセットするという意味があるようです。

離婚式は2人揃ってやるものなので、円満離婚でなければセレモニーが成立しません。

「売れる指輪を割ってしまって後悔しないのか」と気になりますが、離婚式でお2人の晴れやかな笑顔が見える瞬間だそうです。


離婚指輪を作る

離婚指輪とは、離婚をきっかけに制作・購入したものです。

歴史的にネガティブな意味合いをもつ悲しみのジュエリーとしてつける人はいましたが、近年の離婚指輪はポジティブな意味合いが強いです。

日本ではまだ馴染みがないかもしれませんが、アメリカでファッションモデルが着用したため話題になり、2022年以降に離婚指輪という言葉がでてきたそうです。

築いてきた家庭を大切にしつつ、新しい人生の出発を祝うという思いが込められています。

結婚指輪をリフォームして、離婚指輪にしてもいいでしょう。


結婚指輪の処分に関するよくある質問

結婚指輪の処分に関するよくある質問をまとめました。


  • 離婚して結婚指輪をそのままつけてもいいの?

  • 結婚指輪を売る人の割合は?

  • 結婚指輪を売ったお金はどうする?


離婚して結婚指輪をそのままつけてもいいの?

離婚して結婚指輪をそのままつけても問題はありません。

ファッションリングとして使用する人がいますし、死別の場合は結婚指輪をそのままつける人もいます。

ご自身が1番納得できる形を選ぶのがいいでしょう。


結婚指輪を売る人の割合は?

離婚後に結婚指輪を売った女性の割合は、約6割です。

「結婚指輪を売るなんて」と何となく躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、半数以上の女性が結婚指輪を売却しているようです。


結婚指輪を売ったお金はどうする?

結婚指輪を売ったお金の使い道は、1位が貯金です。

2位は生活費となっており、3位以降は自分や子供のために使われています。

指輪を売ったお金は自由に使えるものとなり、賢く未来のために使う女性が多いようです。


結婚指輪はpolletで買取を

pollet(ポレット)は、自宅で不用品を段ボールに詰めて送るだけで買取ができるサービスです。

指輪やネックレスといった貴金属だけでなく、ゲームやブランド品、洋服や家電などもまとめて買取できます。

引越しや断捨離で不用品が出たら売りに行きたいとは思うものの、時間がなく処分してしまうという方もいます。

簡単買取ができるpolletを是非、活用してみてください。

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